レゾナンスー共鳴

フェルドマンとロスコの響きに耳を澄まして

1971年、ヒューストンにロスコ・チャペルが開館しました。チャペルにはマーク・ロスコの絵画14点が収蔵され、訪れるものを内省の時へと誘います。マーク・ロスコ没後、モートン・フェルドマンは《ロスコ・チャペル》を作曲しました。その響きは、まるで色彩が空間を織り上げ、時間そのものを主題とするロスコの絵画を映し出すかのようです。

イタリア、フィレンツェのパラッツォ・ストロッツィで開催中のロスコ展と時を同じくして、1221年にドミニコ会修道士たちが設立したオフィチーナ・プロフーモ・ファルマチェウティカ・ディ・サンタ・マリア・ノヴェッラ本店の聖具室では、「レゾナンス ― 共鳴」と題された展示が公開され、フェルドマンの音楽は幾世紀の時を刻んだ神聖な空間に静かに染み渡ります。
二つの場所がひとつの共鳴へ。

〈展示情報〉 会場 : Via della Scala 16, Florence, Italy 50123 会期 : 2026年3月14日より

サンタ・マリア・ノヴェッラ フィレンツェ本店